アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダとは?

ドーシャとは何でしょう?
体質は個人によって異なります。
正しいドーシャを知り、自分の健康を創りあげていきましょう。

ヨーガとは

ドーシャを知ることがアーユルヴェーダの第一歩

アーユルヴェーダもヨーガも本当の自分に出会うために、「真我(内なる本当の自分)」の周りを覆っている「身体」や「心」に起こる曇り(身体や心に不要な物)を取り除く事を目的としているので、アーユルヴェーダでは主に、心と身体の外面からアプローチしていきます。

アーユルヴェーダでは、身体の状態(身体を構成する3つのエネルギー=ドーシャのバランス)は、もともとの体質や、環境(食物、気候、見えるもの・見えないもの、音、香りなど五感を通して外から入ってくる状態の事)を含む日常生活から受ける全てによって、刻一刻と変化するものと考えます。

そのため、「その時の、その人に」あったものを取り入れることにより、身体の状態を整えていく事が基本であると考えられているので、正しい自分のドーシャを知ることがアーユルヴェーダを始める第一歩となります。

ヨーガに生きる

ドーシャ理論=体を構成している3つの質

アーユルヴェーダでは、すべては地・水・火・風・空の五大元素からできていると考えられ、これらの元素の特性を知ることが、人体の調和・不調和を理解するために最も重要な事なの事なのです。

五大元素(パンチャ・マハーブーター)

空
空・・極めて精妙なエネルギー
空があることで他の4つの元素は安定し、各々の特徴を発揮する
風
風・・あらゆるものに動きや活性をもたらすエネルギー
特徴は、”軽さ”、”荒さ”、”微細さ”
火
火・・万物を作り出し、活性化させる熱のエネルギー
特徴は、”暑さ”、”鋭さ”、”微細さ”、”軽さ”、”乾燥”
水
水・・異なる物質を湿らせたりすることで結合させるエネルギー
特徴は、”液性”、”冷たさ”、”遅さ”
地
地・・成長を促し、物体を作り出す基礎的なエネルギー
特徴は、”重さ”、”遅さ”、”硬さ”、”粗さ”

この五大元素の2つが一組になり、3つの大きな力(相互作用)を生み出すと説かれています。この3つの大きな力をドーシャと呼びます。
ドーシャとは、「変わりゆくもの」という意味で、人・物・時間・季節・人生など、生活のあらゆる場面・物質に存在し、身体や心の動きの基礎に働くエネルギーなのです。
ドーシャは「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」という3種類に分類されます。
この3つのドーシャをトリドーシャといい、それぞれは各構成要素(五大元素)が異なり、性質と働きも全く異なるものなのです。

トリドーシャ
ヴァータ
構成エレメント・・風・空元素

この2つの元素の割合により、ヴァータの活力は変化します。
体内では、動きをつかさどり、生命体の中で神経刺激・呼吸・血液循環・食物や老廃物の運搬・思考などの活動を担っています。

異化作用(細胞内で高分子を低分子に分解し、エネルギーを得る過程)のプロセスを持ち、主な特徴としては、冷・軽・粗い・乾燥・栄養不足・推進力・精妙・酸っぱい・黒または茶があり、これらの性質が人の体質となって現れます。

ピッタ
構成エレメント・・水と火元素

一見、正反対のようなこの2つのエネルギーは、互いに干渉し合い変換を行っています。
火と水は、互いに交わる事はできませんが、相互に調整しあい、生命活動を維持する上で欠かせないもの同士でもあります。
変換・科学的反応の性質を持ち、食物を消化する酵素や新陳代謝を調整するホルモンへと変化させます。精神面では科学的・電気的刺激を変換させて思考を作ります。
ピッタの特徴は微油性・酸っぱい臭い・分泌・血官拡張の性質・貫通・熱い・辛辣・酸っぱい・液身体・黄色・赤・紫であります。

カパ
構成エレメント・・水と地元素

この2つの元素が平衡したもので、構造と潤滑性を持ちます。

人体の諸器官を作る細胞や体液、つまり基礎(生合成)的反応、同化作用のプロセスを持っており、主な特徴は、油性・冷・滑らか・柔らかい・重い・滋養に富む・粘液性の・引き締まった・白いです。

これらの3つの力は常に移り変わり、すべての生命体の中で相互に調和を図っています。
季節・年齢・1日の中にもそれぞれの力の優劣が変化します。